2015年10月30日金曜日

本日の魔法の呪文 126




"抑圧者であるエリートは、抑圧された者を踏みつけてネクロフィリア的に自らを養っていくのだが、革命のリーダーは人々との交わりによって、自らを豊かに養っていく。
それが、抑圧者がヒューマニストにはなりえず、革命家はヒューマニストにならざるをえないということの理由である。抑圧者の反ヒューマニズムにも、革命家のヒューマニズムにも科学がある。
抑圧者の科学は人間の「モノ化」に資するものであり、革命家の科学は人間化に資するものである。"

パウロ・フレイレ 被抑圧者の教育学  三砂ちづる訳  P216より抜粋


こういう視点からとらえたとき、果たして、ヒューマニズムに資する行動をとっている人がいったいどのくらいいるだろう?

一見自然や、弱者を守ろうとした動きであっても、それが「モノ化」=依存の助長
でしかないことって多いよねー

大人にならねば。

0 件のコメント:

コメントを投稿