2015年9月10日木曜日

本日の魔法の呪文 116



"この時代、人類はついにその子供時代を去り、成熟へと向かおうとしている。彼らはより明晰になる。彼らの理性はその直観に道を明け渡す。彼らの夢の見方は変わりつつある。恐怖は理性と精神の成長のために必要であった。理性は直観のために精神を準備させたのである。
人間は多元的な存在である。肉体と精神に加えて、わたしたちは皆太陽からの光によって形成される。人間の本当の核は、太陽と結びついたパーソナルな光線である。それゆえ、一人の人間に起こることはこの光によって太陽の知るところとなる。個人に生じるどんな変化も太陽に影響を与え、それを受けた太陽の反応が残りの人類に影響を及ぼす。これが人類進化のプロセスである。"

恐怖を越えて ドン・ミゲル・ルイス P290より抜粋



恐怖というものが、理性と精神の成長のために必要であった、というこの箇所、すごく共感する。

なに故に、多くの人よりも恐怖に直面する生き方ばかりを知らず知らず選んできたのか?

それはわたしが、
無鉄砲に、生意気に、
ただただほんとうのことが知りたいという強い欲求に突き動かされているが故なのだろう。
ほんとうのことを知るためには、成長が必要。だから恐怖も。

そんなことを思うのでした。

恐怖をちゃんと味わわない、ということが、
いつまでも恐怖をちらつかされてコントロールされる源でもあるよね。
いいもん、恐怖を味わってもかまわない、という開き直りは様々な場面でとても大事。

群れでしか行動できない多くの日本人の課題はここなんじゃないの。

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