2015年7月31日金曜日

本日の魔法の呪文 83


"普段の自分なら決してしないような行動を取るとき、
それは、もしかしたら、非常に抑圧した人の感情を、
あなたがかわりに解放していたのかもしれません。
の場の気まずい雰囲気を、
あなたの笑いが吹き飛ばしたのかもしれません。
または、パンパンにふくらんだ風船のように押し込められた感情が、
あなたを通して爆発したのかもしれません。"

エンパシー  ローズ・ローズトゥリー 埴原由美訳 P83より抜粋

ある場において、挙動不審なふるまいをする人があらわれたとき、
それはただその人が独り狂っているわけではない。
たいてい、その場全体が持つ歪みを、敏感な体質であるその人が代わりに、
癌細胞のように全部吸い込んで大げさにふるまってくれているだけ。

びっくりするような残虐な事件も、
たいていは、渦巻いていたエネルギーをその人がたまたま体現してくれただけ、ということ。
戦争なんかは、それが大がかりに起こって、大規模に浄化が必要な証だとわたしは思う。

ローズさんのこのエピソードと同じような話は、
微細なレベルから、かなり激しいレベルまで、
日常的にそこらじゅうで発生している。

そういう場面に遭遇したにもかかわらず、
とかげのしっぽ切りのような対応をし続ければし続けるほど、
その歪みのつけは、自分で払うことになる。

しっぽを切らずにかかわる方が、結果的に守られることになる。
大きな問題に雪だるまのように膨れ上がる前にストップをかけることができる。

わざわざ、自分から武器をふりまわすことをしなくても、
宇宙が味方をしてくれるようになる。

0 件のコメント:

コメントを投稿