"心地よいと感じるよりも少しでも速く動いているのに気づいたら、
その背後に何がひそんでいるか確かめてみよう。
学校で「速ければ速いほどよい」と教わらなかっただろうか?
仕事や日常生活での圧迫感から、
なにごとも速くすませるようになってしまったのだろうか?
その時、どんな感じがするだろうか?"
近視は治る ジェイコブ・リバーマン著 飯村大助 訳 無理なく学ぶ方法 P292より抜粋
速く動くことに慣れすぎている。
何か違うなと思っても、動かないで立ち止まることはほんとうに勇気がいる。
立ち止まって、速さを放棄したとき、
一瞬、まわりから置いて行かれてしまったかのような錯覚に陥る。
不安や恐怖が渦巻く。
けれどそれらは単なるがらんどうの幻想。
いろいろな不穏な気持ちが渦巻くまま、そのまま内なる目を凝らし続けていると、
だんだんと自分との同期が取れてくる。
不穏だったのは、速く動きすぎて、自分と切り離されていたから。
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