"裁き手たちは、あなたがあなたでいる限り文句を言い続けるだろう。
物事がいつも通りに進まないからだ。
なぜ、おまえは普通の道を行かないのか?
みんなと一緒に定められた道を行けばよいではないか?
なぜ、おまえはみんなが真剣なときにほほ笑み、
みんなが気にもとめないことに真剣になるのか?
(略)
盟友に従っても、
グループの理解を得られるわけではなく、
長寿を授かるわけでもない。
知者への道は強制されたものであり、
その過程で名状し難い力に会い続けることになる。
心のある道は、人生に意味を感じさせるが、恐ろしさを伴う。
心のある道を行くことで、早死にすることさえある。"
シャーマンズボディ 第2部 都市の中で夢を見る
アーノルド・ミンデル 青木聡訳 藤見幸雄監訳・解説 P264 より抜粋
おさるのジョージは知りたがり屋のお猿さんですが、
知りたがり屋もつきつめるとこういうことになります(笑)
ここにまで足を突っ込んでしまった人はしょうがないです。戻れません。。。
そのかわり、まあ毎日の生活がアマゾンのジャングルを旅することに
ほとんど匹敵しているかもしれない。
ミンデルは、シャーマンが山を降りてきたらどうなるか、
というひとつの実践例を示してくれているように思います。
わたしの友人にもそんな人がいますが、
どこにかかわっても必ず嫌がられ煙たがられるのは間違いないので、
それを引き受けながら、楽しく生きるのみなのです。
ほんとうにそこらへんの人に埋もれた肩書で生きることが、
かえって一番自由だったりする。
そういうわけで、もう随分前から他人のことを肩書で判断していませんが、
わたし自身も、自分に対し、掲げている看板で裁くようなことはしないで生きようと思う。
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