2015年11月1日日曜日

本日の魔法の呪文 128



"人類は自分たちの責任感を取り戻すだろう。何世紀も、私たちは責任を避けようとしてきた。けれども、私たちがすることは何であれ、つねにリアクションをひき起こす。私たちは原因と結果を免れることはできない。私たちは他者の失敗に対して責任を取る必要はない。私たちは助け、愛することはできる。しかし私たちは他の人の責任を肩代わりする必要はないのである。なぜならそれは責任を避けられるという彼らの幻想を助けることになるからである。このことは自分の子供たち、伴侶、親や友人に対してさえあてはまる。もしも私たちが彼らの責任を引き受けるなら、彼らは弱くなってしまうだろう。"

ドン・ミゲル・ルイス  恐怖を超えて  トルテックの自由と歓喜へのガイド P298より抜粋

誰かの責任を、意味不明にひきうけているうち、自分に対する責任を忘れてしまう。
そして、いつのまにかそれを誰かにおしつけてしまう。
その繰り返しを絆と呼ぶのはもう嫌だ。

裁かなくていい、という話の核心そのもの、みたいな話で、
責任は個々が取ることに自動的になっているから、放っておけばいいのだ。

自分が生きていることに責任を持つって、いったいどういうことだろう?
このことはほんとうに深い。




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