2015年8月23日日曜日

本日の魔法の呪文 103

"個体でも社会現象でも、カタヨリがひどくなり、
分極が固定すれば、電気欠亡部位は、「癌的病状」を呈することになる。"

相似象学会誌 第四号  P230より抜粋

罰や規則というものがあることで、それをやらない、ということの愚かさ。
確かに、それをやらないということには違いないので、
カタヨリは生じていないかのように思える。
けど、精神状態としてとらえたときに、
その人はいったいどういう心持ちでそれをやらずにいるのだろう?

自分が納得しており、それをやりたいとも思わないからやらない、という状態と、
ほんとうはやりたいけど、罰せられたり、世間的に損をするからしぶしぶ我慢する、
という状態を、生命体としてホールネスでとらえたとき、
雲泥の差がある。

少し関係ない話だけど、
図書館で、刑務所の中を撮影した写真集を見た。
女性刑務所のページで唖然とした。

わたしが好きな、和の手仕事なんかを、
手に職をつけるべく教わっている光景が映っていた。

刑務所は桃源郷という言葉があるけれど、ほんとにそうかもしれない.....









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